かしわ
ほなみ
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格安SIMにはさまざまな料金プランがありますが、その中でも高速通信を月10GB以上使えるプランは「大容量プラン」として位置づけられます。
動画視聴を毎日ある程度利用する、自宅にWi-Fi環境がなくテザリングを頻繁に利用する、といったヘビーユーザーにおすすめです。
月10GB以上のプランは多くの格安SIMで用意されているので、
「どの格安SIMにすればいいのか分からない‥‥」
と迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は10GB以上の料金プランがある格安SIMを料金や特徴などで徹底的に比較してみました。
ほなみ
この記事が自分にぴったりな10GB以上のMVNOを見つけるヒントになると嬉しいです!
なお、本記事では「10GB~15GB」までのプランを取り扱います。
20GB以上の大容量プランについては「20GB以上の大容量おすすめ比較」の記事を参考にしてください。
読みたい場所へジャンプ
- 1 月10GBで出来ること|動画以外はほぼ使い放題
- 2 10GB以上のプランを選ぶポイント
- 3 10GB~15GBのプランがある格安SIM
- 4 10GB以上のMVNO 12社 詳細比較
- 4.1 IIJmio:12GB最安値&シェアがお得
- 4.2 DMMモバイル:安い&10GBと15GBが選べる
- 4.3 mineo:ソフトバンク回線でシェア可能
- 4.4 楽天モバイル:au回線10GBが最安値
- 4.5 BIGLOBEモバイル:YouTube見放題
- 4.6 LINEモバイル:SNSが使い放題
- 4.7 LinksMate:速度安定&ゲームユーザーにおすすめ
- 4.8 NifMo:13GBが安い&シェアの自由度が高い
- 4.9 OCNモバイルONE:音楽は通信し放題
- 4.10 イオンモバイル:店舗が近くにある人におすすめ
- 4.11 DTI SIM:10GBプラン最安値
- 4.12 nuroモバイル:13GBプラン最安値
- 5 10GB以上でおすすめの格安SIMまとめ
- 6 スマホをよく使うヘビーユーザーには10GB以上のプランがおすすめ
月10GBで出来ること|動画以外はほぼ使い放題
月10GBと聞くと、なんとなくたくさんデータ通信ができそうな気がしますね。
10GBでは具体的にどんなサービス・アプリをどれくらい利用できるのでしょうか?
アプリごとに月10GBでどれくらい使えるのかをまとめました。
実際にどれくらい使えるかは利用状況によって異なるため、あくまでも目安としてとらえてくださいね。
用途 | 1ヶ月 (10GB) |
1日 (333MB) |
LINE(トーク) | 約500万回 | 約160,000回 |
LINE(音声通話) | 約550時間 | 約18時間30分 |
メール(テキスト中心) | 約200万通 | 約66,666通 |
ブラウジング(WEB) | 約3,0000回 | 約1000回 |
約20000回 | 約670回 | |
約20000回 | 約670回 | |
YouTube (360p/低画質) |
約40時間 | 約1時間20分 |
YouTube (480p/標準画質) |
約15時間 | 約30分 |
Googleマップ | 約13000回 | 約400回 |
表と普段の使い方を照らし合わせてみましょう。
あなたの使い方では10GBがぴったりでしたか?
10GBのプランならたいていのことは容量を気にせず使うことができますね!
LINEとメールについてはほぼ使い放題と思ってもらえればOKです。
Googleマップも1日で400回表示ができるので回数を気にする必要がありません。
ブラウジングやSNSはどれくらい動画や画像を含むかにもよりますが、1日あたり数百~千回近くまで利用できるため、こちらもほぼ使い放題に近いです。
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1日2時間以上の動画視聴は厳しい
10GBプランでも少し注意が必要なのがYouTubeなどの動画サービスです。
低画質(360p)の場合は1ヶ月で約40時間、1日に換算して1時間20分ほど閲覧できます。
「通勤途中の電車の中だけで見る」といった場合なら十分ですが、「自宅でも長時間YouTubeを利用する」といった場合だと足りない恐れがあります。
中画質(480p)の場合は1ヶ月あたり15時間しか利用できません。
中画質の動画を1日2時間閲覧すると1週間ほどで使い切ってしまう計算です。
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詳しい方法などは「格安SIMのデータ容量を選ぶときの目安は?通信量から選ぶおすすめMVNO」の記事で解説しているので、気になる方は読んでみてくださいね。
10GB以上のプランがおすすめの人
月10GBでできることを考慮すると、10GB以上のプランは以下のような人におすすめです。
- SNSやブラウジングなどはたくさん使うが、動画視聴はあまりしない人
- 家族で容量をシェアしたい人(動画を視聴しない場合)
- 外出先で1時間くらい動画を見る(自宅ではWi-Fiを使う)人
10GBプランは動画視聴をしない場合は容量をほとんど気にする必要はありません。
したがって、SNSやブラウジング、ゲームなどはたくさん使うけれど、動画視聴は使わないという人なら10GBプランで十分でしょう。
家族で容量をシェアしたい、という人にもおすすめです。
動画をあまり見ず、SNSやLINEの通話などが中心であれば3~4人で10GBプランをシェアしても問題ありません。
動画を見る場合も、外出先で1日1時間くらいの利用であれば10GBプランでも足ります。
自宅にWi-Fi環境が整っており、家ではWi-Fiを使って動画を見るという人なら10GBもあれば十分です。
Wi-Fi環境なしで長時間の動画は難しい
ただし自宅にWi-Fi環境がなく、動画視聴を頻繁に利用する場合は10GBでも足りません。
その場合は20GB以上の大容量プランを利用するか、カウントフリーのある格安SIMを検討しましょう。
反対に、自宅にWi-Fi環境がなくても動画視聴をあまり利用しないようであれば10GBプランで足りるでしょう。
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10GB以上のプランを選ぶポイント
10GB以上のプランを選ぶ際は以下の2点に着目しましょう。
- 短期間の速度制限の有無
- 容量シェアできるSIMカードの枚数や追加手数料
格安SIMの中には短期間(ほとんどは直近3日間)で一定以上のデータ通信を利用すると、データ通信量の残量に関わらず一時的に速度制限がかかるものがあります。
短期間の速度制限があると10GBという大容量を活かせないこともあるので、速度制限の有無や基準をしっかり確認しましょう。
10GB以上のプランを利用する人の中には容量をシェアして家族で利用する、あるいは1人で複数のSIMカードを使いたい人もいるかもしれません。
容量シェアができる格安SIMは複数ありますが、最大で何枚のSIMカードが使えるのかや、追加SIMの利用料などは格安SIMによって異なります。
容量シェアをする場合は追加SIMを含めた料金で比較しましょう。
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10GB~15GBのプランがある格安SIM
10GB以上のプランが選べる格安SIMは何社あるのでしょうか?
主要な格安SIMのうち、10GB以上のプランがある格安SIMを表にまとめました。
なお、テザリングについてはいずれの格安SIMも利用可能です。
※ロゴ画像からページ内の詳細に移動できます。
特徴別のおすすめ格安SIM
どの10~15GBプランがいいのか迷っている人向けに、おすすめの格安SIMの特徴をざっくりとまとめました。
家族で使うとお得 | IIJmio(12GB) |
名義を統一せずに家族で使える | BIGLOBEモバイル(12GB) / NifMo(13GB) |
複数のSIMカードをお得に使える | DMMモバイル(10GB/15GB) / イオンモバイル(12GB) |
通信速度が速い | LinksMate(10GB) |
電話をたくさん使う | 楽天モバイル(14GB) / OCNモバイルONE(10GB) |
ソフトバンク回線 | mineo(10GB) / LINEモバイル(10GB) |
安いが使いにくい | nuroモバイル(10GB) / DTI SIM(15GB) |
10~15GBプランは全部で12種類のMVNOがあります。
その中でもとくにオススメなのはIIJmio、DMMモバイル、mineoの3つです。
IIJmioは最大10枚のSIMカードで容量をシェアできます。
追加できる枚数が非常に多いので、家族で格安SIMに乗り換える場合におすすめです。
DMMモバイルも容量シェアができますが、IIJmioと違って最大枚数は3枚と少ないです。
その代わりにSIMカードの追加料が安いため、1人で複数のSIMカードを使いたい人に向いています。
mineoは3キャリアすべての回線に対応しており、今あるスマホをそのまま使いやすいです。
とくにソフトバンク回線で実質容量シェアができるのはmineoだけです。
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10GB以上のMVNO 12社 詳細比較
ここからは格安SIMごとに特徴や注意点を詳しく解説していきます。
IIJmio:12GB最安値&シェアがお得
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM※ | 音声通話SIM | |
12GB | 2,700円 | 3,260円 |
※タイプA(au回線)は同じ料金でSMS機能付き
IIJmioでは12GBのファミリーシェアプランが利用できます。
もともとは10GBプランでしたが、料金そのままに12GBに増量しました。
そうした背景もあり12GBとしては最安値クラスで、他社の10GBプランとも100~200円ほどしか変わりません。
コストパフォーマンスが高く、通話オプションや速度切り替えなど、格安SIMとして必要な機能も一通りそろっているので使い勝手も良いです。
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家族で利用する人にもおすすめ
家族で利用するならIIJmioはどこよりもお得になります!
ファミリーシェアプランは最大10枚(そのうち音声通話SIMは5枚)のSIMカードで容量をシェアできます。
容量シェアができる格安SIMは他にもありますが、10枚もシェアできるのはIIJmioだけです。
しかも容量をシェアしている家族間で電話をすると通話料が20%オフになり、10分かけ放題が30分かけ放題に延長されるなど、家族間通話がお得になるサービスも用意されています。
条件は緩いが直近3日間の速度制限がある
IIJmioのプランのうち、au回線のみ直近3日間で6GB以上の通信を利用すると速度制限がかかります。
速度制限の条件としては緩く、3日間で6GBも使うことはほとんどないとは思いますが、制限される可能性があることは頭に入れておきましょう。
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DMMモバイル:安い&10GBと15GBが選べる
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
10GB | 2,190円 | 2,890円 |
15GB | 3,280円 | 3,980円 |
DMMモバイルは10GBと15GBのプランが利用できます。
15GBのプランがある数少ない格安SIMで、「10GBや12GBだと少ないけど20GBは多すぎる」という人にピッタリです!
月額料金も比較的リーズナブルで、安さを重視する人にもおすすめです。
シェアコースで3枚のSIMカードを安く使える
DMMモバイルでは「シェアコース」を選ぶことで最大3枚のSIMカードで容量をシェアできます。
通常シェアコースを利用する場合は追加SIMの手数料がかかりますが、DMMモバイルは8GB以上の容量でシェアをする場合は追加手数料がかかりません。
そのためデータ通信量専用SIMは無料で追加できますし、音声通話SIMも1枚につき700円プラスするだけで追加が可能です。
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シェアできる枚数は少ないですが、追加料を一切かけずにデータ通信専用SIMを追加できるので、どちらかと言うと1人で複数枚のSIMカードを使いたい人におすすめです。
SNSを頻繁に利用するならSNSフリーもおすすめ
DMMモバイルではLINEやSNSがカウントフリーになる「SNSフリー(月250円)」というオプションが利用できます。
SNSがメインの人はSNSフリーを適用させれば10GBより少ないプランに変更することができ、月額料金を大幅に節約することも可能ですよ。
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mineo:ソフトバンク回線でシェア可能
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
10GB | ドコモ回線:2,520円 au回線:2,520円 SoftBank回線:2,610円 |
ドコモ回線:3,220円 au回線:3,130円 SoftBank回線:3,570円 |
mineo(マイネオ)では10GBプランが利用できます。
国内3キャリアすべての回線に対応しており、自分の利用するスマホに合わせて回線を選べるのが特徴です。
mineoは最低利用期間がなく、いつ解約しても違約金がかかりません。
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パケットシェアで余ったデータ通信量を分け合える
mineoには他社のようなシェアプランはありませんが、代わりに「パケットシェア」というサービスが利用できます。
パケットシェアは「翌月に繰り越したデータ通信量」をあらかじめグループを組んでおいたメンバーでシェアできる機能です。
通常のシェアプランは1つの容量プランに加入してその容量を分け合います。
別々に契約するより安くなりますが、誰か1人が使いすぎて速度制限にかかると全員が速度制限にかかるのがデメリットです。
mineoの場合は各自がプランに加入し、翌月に繰り越した容量だけをシェアします。
そのため、誰か1人のせいで全員が速度制限にかかるということにならないというメリットがあります。
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通常のシェアとは少し違いますが、ソフトバンク回線の格安SIMを家族でシェアして使いたい人におすすめです。

au回線のみ速度制限がある
mineoの3つのプランのうち、au回線のAプランのみ直近3日で6GB以上のデータ通信を利用すると一時的に速度制限がかかります。
こちらも条件は厳しくないですが、高画質動画の長時間に渡る閲覧や大容量ファイルのダウンロードは避けましょう。
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楽天モバイル:au回線10GBが最安値
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
10GB | 2,260円 | 2,960円 |
14GB(スーパーホーダイL) | なし | 5,980円 |
楽天モバイルでは10GBと14GBのプランが利用できます。
10GBはSIMカードタイプを自由に選べる組み合わせプラン、14GBは音声通話SIMと10分かけ放題がセットになったスーパーホーダイのプランLです。
組み合わせプランはドコモ回線とau回線の2つに対応しています。
au回線の10GBプランとしては最安値なので、安くau回線を使いたい人におすすめです。
楽天モバイルにはシェアプランはないですが、月額100円の「データシェアオプション」を使うと余ったデータ通信量を最大5回線でシェアできます。
スーパーホーダイはデータ通信も通話もお得
スーパーホーダイのプランLは通常だと月額5,980円とやや割高ですが、楽天会員なら2年間にわたって500円の割引を受けられます。
さらに「長期割」を利用すると、通常1年の最低利用期間が2年または3年に伸びる代わりに最大1,000円の割引を2年間受けられます。
割引額 | 最低利用期間 |
500円 | 2年 |
1,000円 | 3年 |
楽天会員かつ3年契約なら、2年間は月額4,480円で利用可能です。
14GBのデータ通信量に10分かけ放題がついて4,480円ならかなり安いです。
楽天モバイルのスーパーホーダイはデータ通信をたくさん使い、なおかつ電話も頻繁に利用する人におすすめです。
au回線のみ短期間の速度制限がある
楽天モバイルはドコモ回線とau回線に対応していますが、au回線では直近3日間で6GB以上のデータ通信を行うと一時的に速度制限がかかります。
10GBプランの人が3日で6GBも使うことはまずないと思いますが、速度制限がある点には気を付けましょう。
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BIGLOBEモバイル:YouTube見放題
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM※ | 音声通話SIM | |
12GB | 2,700円 | 3,400円 |
※タイプDのみ
BIGLOBEモバイルでは12GBのプランが利用できます。
容量シェアに対応しており、最大5枚のSIMカードで容量をシェアできます。
シェアで名義を合わせる必要がない
通常、MNPを利用してシェアプランを組む場合は乗り換える前に名義を統一しておく必要があります。
※MNP … 乗り換え前の電話番号を引き継ぐサービス
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対して、BIGLOBEモバイルは異なる名義でも容量をシェアすることができます。
MNPを利用する場合に名義を統一せずにシェアできる格安SIMはほとんどないため貴重です。
ただし、BIGLOBEモバイルの申込と同時にシェアSIMを申し込む場合は名義を同じにしないといけないので注意してくださいね。
タイプAのみ短期間の速度制限あり
BIGLOBEモバイルはドコモ回線のタイプDとau回線のタイプAがありますが、タイプAのみ直近3日間で6GBのデータ通信を利用すると一時的に速度制限がかかります。
他社のau回線プラン同様、そこまで厳しい制限ではないですが、使いすぎには要注意です。
動画をたくさん見るならエンタメフリー・オプションがおすすめ
BIGLOBEモバイルでは対象の動画・音楽サービスが使い放題になる「エンタメフリー・オプション(データ専用:月980円、音声通話:月480円)」が利用できます。
10GBプランでも動画をたくさん見る場合は途中で使い切ってしまう可能性がありますが、エンタメフリー・オプションを利用すればその心配がなくなります。
動画をたくさん見る人はエンタメフリー・オプションの利用を検討しましょう。
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LINEモバイル:SNSが使い放題
データ 通信量 |
月額料金 | |
SMS付きデータSIM | 音声通話SIM | |
10GB (コミュニケーションフリープラン) |
2,640円 | 3,220円 |
10GB (MUSIC+プラン) |
2,940円 | 3,520円 |
LINEモバイルではコミュニケーションフリープランとMUSIC+プランで10GBのデータ通信量が用意されています。
ドコモ回線とソフトバンク回線に対応しており、自分の端末に合ったプランを選べます。
コミュニケーションフリープランはソフトバンク回線の10GBプランとしては一番安く、通信速度も比較的安定していて使いやすいですよ。
LINEやSNSのヘビーユーザーにおすすめ
LINEモバイルは特定のサービスがデータ通信量を消費せず使い放題になる「データフリー」が特徴です。
コミュニケーションフリープランとMUSIC+プランではデータフリー対象のサービスが微妙に異なります。
プラン | カウントフリー対象 |
コミュニケーションフリー | LINE、Twitter、Facebook、Instagram |
MUSIC+ | LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC |
コミュニケーションフリープランはLINEと3つのSNSが対象です。
MUSIC+プランはLINEとSNSに加えてLINEの音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」もデータフリーで使い放題になります。
LINEモバイル(ドコモ回線)の月額料金はドコモ回線の他社と比べるとやや高いです。
その代わりに他社では有料オプションであることが多いカウントフリーサービスが標準で利用できます。
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LinksMate:速度安定&ゲームユーザーにおすすめ
データ 通信量 |
月額料金 | |
SMS付きデータSIM | 音声通話SIM | |
10GB | 2,500円 | 3,100円 |
LinksMate(リンクスメイト)では10GBのプランが利用できます。
ドコモ回線ながら通信速度が安定しており、サブブランドを除くほとんどのMVNOで速度が低下する平日お昼も比較的速い速度を維持しています。
10GBプランを契約する人はゲームや動画視聴など、ある程度スマホをヘビーに使う人が多いと思いますが、LinksMateはそういった用途でも問題のない速度がでます。
何よりも通信速度を重視する!というのであればUQモバイルかYモバイルが一番ですが、ドコモ回線で速度を重視したいならLinksMateが一番おすすめです。
ゲームを頻繁に利用するならカウントフリーオプションがおすすめ
LinksMateは月額500円のカウントフリーオプションを使うことで40種類以上のゲームがデータ通信量をほとんど消費しなくなります。
ゲームのプレイはもちろん、対象ゲームのアプリストアからのダウンロードやアプリのアップデートも対象です。
そのほかにも特定のゲームをLinksMateと連携するとオリジナル特典がもらえるなど、ゲーム好きにとってはメリットがたくさんあります。
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最低利用期間がない代わりに削除手数料がかかる
LinksMateは音声通話SIMにも最低利用期間がなく、いつ解約しても違約金がかかりません。
その代わりにSIMカードタイプや契約期間に関係なく、解約時に「SIMカード削除手数料3,000円」がかかります。
いつでも解約するのは一見するとメリットですが、どれだけ長く使っても削除時に手数料がかかるのはデメリットとも言えます。
手数料は3,000円とそこまで高額ではないですが、他社と違っていつ解約しても手数料がかかる点に気を付けましょう。
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NifMo:13GBが安い&シェアの自由度が高い
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
13GB | 2,800円 | 3,500円 |
NifMo(ニフモ)では13GBのプランが利用できます。
もともとは10GBプランでしたが、料金はそのままに13GBに増量されたため、コストパフォーマンスが高いです。
通信速度もドコモ回線のMVNOの中では比較的良好で安定しており、ある程度速度も重視するという人に向いています。
ユニークな家族向けサービス「ファミリープログラム」
NifMoには一風変わった家族向けサービス「ファミリープログラム」が用意されています。
一般的なシェアプランは代表者が1つのプランを契約し、それをメンバー全員で分け合います。
それに対して、NifMoではそれぞれがNifMoを個別に契約し、容量をシェアするかどうかも個別に設定可能です。
両親はデータ通信をあまり使わないのでそれぞれが3GBプランを契約し、その合計の6GBを2人で分け合います。
かしわ
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それぞれが個別にNifMoを契約するので、当然名義も統一する必要がありません。
名義を統一せずにMNPで乗り換え、ファミリープログラムに加入することも可能です。
※MNP … 乗り換え前の電話番号を引き継ぐサービス
さらに、ファミリープログラムを利用すると「ファミリーおまとめボーナス」が適用され、NifMoの契約数 × 0.5GB がプレゼントされます。
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シェアするかどうかも、契約名義も自由に決められるのがファミリープログラムの魅力です。
1日の速度制限に注意
NifMoは1日に一定以上のデータ通信を利用すると速度制限がかかります。
制限がかかる基準はプランによって異なり、13GBプランは1日に2,800MB(2.8GB)以上使うと制限されます。
1日で3GB近くも使うことは稀なのであまり意識する必要はないかもしれません。
しかし、テザリングでパソコンをつないで大容量ファイルをダウンロードしたり、高画質(4Kなど)な動画を長時間閲覧したりすると超えてしまう可能性はあるので要注意です。
ほなみ

OCNモバイルONE:音楽は通信し放題
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信SIM | 音声通話SIM | |
10GB | 2,300円 | 3,000円 |
OCNモバイルONEでは10GBのプランが利用できます。
OCNモバイルONEは料金については割高なことが多いですが、10GBプランに関しては比較的リーズナブルで使いやすいです。
かけ放題オプションが充実!
OCNモバイルONEはかけ放題プランが豊富に用意されており、データ通信も電話もたくさん使いたい人におすすめです。
一般的な10分かけ放題に加えて、その月に通話料が高かった上位3人までは通話料無料で電話ができる「トップ3かけ放題(月850円)」も利用できます。
家族や友人など特定の人とだけ長電話をするなら、10GBプランとトップ3かけ放題を組み合わせることで月額3,850円でデータ通信がたくさん使え、電話も時間や回数を気にせずかけ放題です。
月額1,300円で10分かけ放題とトップ3かけ放題を組み合わせた「かけ放題ダブル」も使えます。
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音楽サービスが使い放題の「MUSICカウントフリー」が無料
OCNモバイルONEはAmazon Musicなどの音楽ストリーミングサービスがカウントフリーで使い放題になる「MUSICカウントフリー」が利用できます。
別途申し込みが必要ですが、他社のカウントフリーオプションと違って無料です。
音楽ストリーミングサービスをよく使う人はこちらも検討してみてくださいね。
ほなみ

イオンモバイル:店舗が近くにある人におすすめ
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
12GB | 2,680円 | 3,280円 |
12GB(シェア音声プラン) | なし | 3,580円 |
イオンモバイルでは12GBプランが利用できます。
月額料金が比較的安く、12GBのデータ通信専用SIMは業界最安値クラスです。
イオンモバイルは音声通話SIMにも最低利用期間がありません。
ほなみ
シェア音声プランで最大5枚のSIMカードが使える
SIMカード単体のプランだけでなく、最大5枚のSIMカードで容量をシェアできる「シェア音声プラン」も用意されています。
シェア音声プランは3枚目までは追加利用料がかからないので、1人で複数枚使うか少人数(夫婦だけなど)で使うのがおすすめです。
データ通信専用SIMについては完全無料で追加できるので、とくに1人で複数枚使いたい人に向いています。
Webから申し込むことができないので、近くにイオンモバイルの店舗がない人は契約しづらいです。
au回線プランは速度制限あり
イオンモバイルのプランのうち、au回線のプランについては直近3日間で6GB以上の通信を利用すると速度制限がかかります。
他社のau回線と同じ条件なのでそこまでは厳しくありません。
とはいえ、家族で利用すると集中して使ってしまうこともあるので、速度制限があることは頭に入れておきましょう。
ほなみ
かしわ

DTI SIM:10GBプラン最安値
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
10GB | 2,100円 | 2,800円 |
DTI SIMでは10GBのプランが利用できます。
月額料金が安いのが特徴で、データ通信専用SIM・音声通話SIMともに10GBプランとしては最安値です。
10GBプランをとにかく安く使いたい人におすすめです。
しかし、ネットつかい放題は通信速度が遅いのがデメリットです。
速度も重視するなら10GBプランのほうがいいでしょう。
YouTubeやTwitterがカウントフリーになるプランもある
また、DTI SIMではYouTubeやTwitterがカウントフリーで使い放題になる「DTI見放題SIM(月7GB)」および「20’s SIM(月7GB)」が用意されています。
Twitterに関しては10GBプランなら容量を気にせず使えます。
しかし、YouTubeの場合は毎日長時間利用すると10GBでも足りない恐れがあります。
YouTubeをたくさん見るという場合はこちらのプランも検討しましょう。
ほなみ

nuroモバイル:13GBプラン最安値
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
13GB | ドコモ回線:2,700円 SoftBank回線:2,980円 |
ドコモ回線:3,400円 SoftBank回線:3,680円 |
nuroモバイルでは13GBのプランが利用できます。
ドコモ回線とソフトバンク回線の2つに対応しており、自分の端末に合わせて回線を選べます。
とくにドコモ回線は13GBのプランとしては業界最安値クラスで、他社の12GBプランに近い安さで利用可能です。
13GBプランをできるだけ安く使いたい人におすすめです。
SIMロック解除できないソフトバンクのiPhoneで使いたいなど、特別な場合以外はドコモ回線を選ぶのが無難です。
速度制限があるが基準が公表されていない
nuroモバイルでは短期間の速度制限があり、直近3日間で一定以上のデータ通信を利用すると速度制限がかかります。
具体的な基準が公表されていないので、どれくらい使うと制限されるかが分かりません。
普通に使う分には問題ないと思いますが、動画視聴やテザリングの長時間利用、大容量ファイルのダウンロードなどは避けたほうがいいでしょう。

10GB以上でおすすめの格安SIMまとめ
ここまで10GB以上のプランがある格安SIMについて解説してきました。
10GB以上のプランがあるMVNOは多いため、特徴を見てもどこにすればいいか迷ってしまいますよね。
ほなみ
かしわ
安さを重視するならDTI SIM・nuroモバイル

とにかく安く使いたいならDTI SIMかnuroモバイルがおすすめです。
DTI SIMは10GBで、nuroモバイルは13GBで最安値です。
どちらも容量シェアができないので家族には向きませんが、個人で少しでも安く使いたいならこの2つのどちらかを選びましょう。
安いかわりに、どちらも使い勝手はやや微妙です。
快適に使いたい人は他のMVNOがいいかもしれません。
通信速度を重視するならLinksMate

通信速度を重視するならLinksMateがおすすめです。
LinksMateは通信速度が比較的速く安定しており、平日お昼も他の格安SIMと比べると快適に使えます。
動画視聴など、通信速度が重要な用途でも問題なく利用可能です。
ゲーム用格安SIMというイメージが強いですが、ゲームをあまりしない人にもおすすめですよ。
1人で複数のSIMを利用するならDMMモバイル・イオンモバイル

1人で複数のSIMを利用するために容量シェアをする場合はDMMモバイルかイオンモバイルがおすすめです。
DMMモバイル・イオンモバイルともに追加SIM2枚目までは手数料無料で追加ができます。
メインスマホで音声通話SIMを1枚使い、サブ端末やタブレットでデータ通信専用SIMを1~2枚使う人に向いています。
DMMモバイルは10GBと15GB、イオンモバイルは12GBの容量が利用可能です。
自分の好みのデータ通信量を選びましょう。
家族で利用するならIIJmio

家族で格安SIMを利用するならIIJmioのファミリーシェアプランがおすすめです。
ファミリーシェアプランでは最大10枚のSIMカードで容量をシェアできるので、家族全員で乗り換える場合もカバーできます。
月額料金も12GBの中では一番安く、家族間の通話がお得になるサービスもあります。
ただし、MNPを利用してIIJmioに乗り換える場合はあらかじめ名義を統一しておかないといけません。
※MNP … 乗り換え前の電話番号を引き継ぐサービス
名義を統一せずに家族で使うならBIGLOBEモバイル・NifMo

名義を統一せずに家族で格安SIMに乗り換えるならBIGLOBEモバイルかNifMoを利用しましょう。
BIGLOBEモバイルとNifMoは名義を統一せずにMNPをして容量をシェアできる数少ない格安SIMです。
※MNP … 乗り換え前の電話番号を引き継ぐサービス
BIGLOBEモバイルは1つのプランを全員で分け合う、オーソドックスな容量シェアができます。
動画が見放題のエンタメフリー・オプションが使えるので、動画をたくさん見る人におすすめです。
NifMoは容量をシェアするかどうかを個別に選べる、契約人数×0.5GB分のデータ通信量がもらえるなど、少し変わった家族向けサービスになっています。
最大人数も7人までと多いので、利用する人数が多い場合はNifMoがおすすめです。
電話をたくさん使うなら楽天モバイル・OCNモバイルONE

データ通信だけでなく電話もたくさん使うという人は楽天モバイルかOCNモバイルONEがおすすめです。
楽天モバイルのスーパーホーダイLプランは14GBの音声通話SIMと10分かけ放題がセットになっています。
10分かけ放題をお得に使いたい場合は楽天モバイルがおすすめです。
OCNモバイルONEは10分かけ放題に加えてトップ3かけ放題がつけるのが特徴です。
電話をする相手は少ないが10分を超える長電話を何度もする場合はトップ3かけ放題があるOCNモバイルONEがおすすめです。
ソフトバンク回線の10GBプランを使うならLINEモバイル

ソフトバンク回線の10GBプランを安く使いたいならLINEモバイルのコミュニケーションフリープランがおすすめです。
ソフトバンク回線の10GBプランの中ではもっとも安く、通信速度も速いです。
しかもLINEやSNSが使い放題なので、万が一動画やテザリングを使いすぎてデータ通信量を使い切ってしまっても安心ですよ。
ソフトバンク回線でシェアしたいならmineo

ソフトバンク回線で容量をシェアしたいならmineoがおすすめです。
厳密に言うとmineoでは容量シェアができません。
しかし、パケットシェアを利用すれば余ったデータ通信量を分け合うことが可能です。
ソフトバンク回線でシェアプランがある格安SIMは他にないので、どうしてもソフトバンク回線でシェアしたいならmineoがおすすめです。
スマホをよく使うヘビーユーザーには10GB以上のプランがおすすめ
以上、10GB以上20GB未満のプランがある格安SIMを徹底的に比較しました。
自分にぴったりな10GB以上のプランは見つかったでしょうか?
10GB以上のプランはデータ通信をたくさん使うユーザー向けです。
SNSやブラウジングなら思う存分使えますし、動画も1日1時間くらいであれば問題なく利用できます。
10GBプランはたくさんの格安SIMで用意されていますが、格安SIMによって月額料金も特徴も大きく異なります。
ほなみ