「格安SIMの5GB~7GBのプランに興味があるけど、どんなアプリをどのくらい使えるかな。料金が安いMVNOはどこ?」と調べていませんか?
5GB~7GBのプランは「SNSのヘビーユーザーでWEBサイトもたくさん見るけど、動画は見ても1日30分くらい」の人におすすめの容量です。
とはいえ、ほとんどのMVNOではこの容量をラインナップしているので選択肢が多い分、どれにすればいいか迷う人も多いはず。
ほなみ
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月5GBで出来ること|SNSほぼ使い放題
月5GB~7GBのプランはある程度スマホを利用するユーザーに向いていますが、「具体的に5GBでどれくらいスマホを使えるのか分からない‥‥」という人も多いのではないでしょうか。
そこで、月5GBでどんなアプリがどれくらい使えるのかをまとめました。
ほなみ
用途 | 1ヶ月 (5GB) |
1日 (167MB) |
LINE(トーク) | 約250万回 | 約83,000回 |
LINE(音声通話) | 約275時間 | 約9時間 |
メール(テキスト中心) | 約100万通 | 約33,000通 |
ブラウジング(WEB) | 約15,000回 | 約500回 |
約10,000回 | 約330回 | |
約10,000回 | 約330回 | |
YouTube (360p/低画質) |
約20時間 | 約40分 |
YouTube (480p/標準画質) |
約7時間30分 | 約15分 |
Googleマップ | 約6,500回 | 約210回 |
5GBプランなら動画視聴以外は容量を気にせず使えることが分かりますね。
LINEやメール、ブラウジングなどはほぼ使い放題といっても良いレベルです。
TwitterやFacebookなどのSNSも、よほどヘビーに使わなければ問題ありません。
動画は低画質で40分ほどなら問題なし
低画質動画(360p)であれば1日あたり40分ほど視聴できるので、昼休みや通勤途中の電車内で少しだけ動画を見る人にちょうど良さそうです。
ただし標準画質(480p)で動画を見たければ、1日あたり15分程度になってしまいます。
動画の画質にこだわる人や低画質でも毎日1時間以上動画を見たい人には5GBではまったく足りない可能性が高いです。
そういう人は、「10GB以上の大容量プラン」か「Youtubeなど動画アプリがカウントフリーになる格安SIM」を選ぶのが良いでしょう。
まとめると、5GBプランは
- SNSやブラウジングなど軽い用途を中心にスマホをたくさん使う
- 動画はたまに見るくらいで、画質もそこまでこだわらない
といった人におすすめです。
5GB~7GBプランの選び方|ポイントは3つ
5GB~7GBのプランを選ぶ際は次の3点に着目して選びましょう。
- 通信速度
- 月額料金
- カウントフリー
通信速度はスマホを使う時間帯次第
格安SIMはよく「通信速度が遅い」と言われますが、実際の速度はそれぞれの格安SIMで異なります。
大手キャリアよりは遅いけど普通に使う分には問題ないものもあれば、回線が混雑する時間帯は遅すぎて使い物にならないものもあります。
通信速度を重視する場合はできる限り通信速度が速い、もしくは安定している格安SIMを選びましょう。
特に昼の12~13時、夕方の18~19時付近にサクサク通信がしたい人は通信速度に注意です。

月額料金の安さで選ぶ
お昼など通信速度が落ちやすい時間は遅くても我慢できる、という人は同じ容量でなるべく料金が安い格安SIMを選んでもいいでしょう。
5GB~7GBプランの用意がある格安SIMでも、その料金はバラバラです。
同じ容量でも月に500円以上も差が出ることもあるので、各社の料金をしっかりチェックしておきましょう。
特定のサービスをよく使うならカウントフリー
カウントフリーは対象のサービスがデータ通信量を消費しなくなるサービスです。
例えばYouTubeがカウントフリーになれば、YouTubeに関してはどれだけ視聴してもデータ容量を消費しないため、使い放題です。
特定のサービスを頻繁に利用する場合はカウントフリーが活用できないかも検討しましょう。
ほなみ
5GB~7GBプランのある格安SIM一覧
5GB~7GBプランがある主要な格安SIMを一覧表にまとめました。
おすすめ順に並んでいます。
かしわ
ほなみ
特徴別のおすすめ格安SIM
どの5~7GBプランがいいのか迷っている人向けに、おすすめの格安SIMの特徴をザックリとまとめました。
総合おすすめ | LinksMate |
月額が安い | DMMモバイル |
au回線&安い | イオンモバイル |
ソフトバンク回線 LINEやSNSが使い放題 |
LINEモバイル |
YouTubeなど動画をよく見る | BIGLOBEモバイル |
電話をたくさん使う | OCNモバイルONE |
楽天ユーザー | 楽天モバイル |
5GB~7GBプランでもっともおすすめなのは LinksMateです。
通信速度が安定しており、いつでも快適にスマホを使えます。
DMMモバイル と イオンモバイル は月額料金の安さが売りです。
通信速度や機能にこだわりがなく、とにかく安く使いたい人におすすめです。
LINEモバイル と BIGLOBEモバイル はカウントフリーサービスが売りです。
SNSや動画など特定のサービスを頻繁に利用するならこの2つを検討しましょう。
楽天モバイル は楽天スーパーポイントが使える、OCNモバイルONE はかけ放題が充実しているという、他社にはない特徴があります。
どちらも特別安かったり、通信速度が速かったりするわけではありませんが、特定の人にとってはお得です。
5GB~7GBプランがおすすめの格安SIM(MVNO)7選
主要な格安SIMに絞っても、5GB~7GBプランが用意されているものは13種類もあります。
その中でもとくにおすすめなのが以下の7つです。
- LinksMate:安定した通信速度が魅力
- DMMモバイル:月額料金が安くサービスも充実
- イオンモバイル:6GBプランで最安、家族利用にも
- LINEモバイル:SNS使い放題&ソフトバンク回線では最安
- BIGLOBEモバイル:カウントフリーで動画見放題、Wi-Fiも無料
- 楽天モバイル:楽天スーパーポイントが貯まる
- OCNモバイルONE:電話をたくさんかける人におすすめ
ここからは各MVNOの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
LinksMate:安定した通信速度が魅力
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
5GB | 1,500円 | 2,100円 |
LinksMate(リンクスメイト)は通信速度が安定しているのが特徴です。
一般的な格安SIMでは速度が低下する平日お昼や夕方といった時間帯も速度が安定しており、ゲームや動画視聴も快適に利用できます。
大手キャリアのサブブランド(UQモバイル/Y!mobile)を除くと、通信の安定性は格安SIMの中でもトップクラスです。
ほなみ
50種類以上のゲームがカウントフリーでほぼ使い放題に
LinksMateでは月額500円で対象サービスのデータ通信量カウントを90%以上オフにする「カウントフリーオプション」が使えます。
カウントフリーオプションでは50種類以上のゲームやゲーム関連コンテンツ、SNSが対象です。
とくにゲームが使い放題になるのは数ある格安SIMの中でもLinksMateのみ。
通信速度が速く、しかもデータ通信量をほとんど消費しなくなるLinksMateなら快適にゲームを楽しめます。
ゆうま
DMMモバイル:月額料金が安くサービスも充実
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
5GB | 1,210円 | 1,910円 |
7GB | 1,860円 | 2,560円 |
DMMモバイルは月額料金の安さが魅力です。
とくに5GBプランは業界最安値クラスの安さなので、とにかく安く使いたい人におすすめです。
DMMモバイルを利用すると、毎月の利用料の10%分がDMM.comで使える「DMMポイント」として還元されます。
さらにDMM.comの光回線である「DMM光」とセットで利用すると「DMM光モバイルセット割」が適用され、DMM光の月額料金が500円割引されます。
ほなみ
SNSフリーはLINEやSNSが使い放題だが速度低下に注意
DMMモバイルでは月額250円でLINEやSNSが使い放題になる「SNSフリー」オプションが使えます。
5GBの音声通話SIMと組み合わせれば2,160円でLINEとSNSが使い放題です。
LINEやSNSをたくさん使い、それ以外のサービスは5GB~7GB以内に収まる、という人におすすめです。
ただしSNSフリーは通信速度が遅くなるという口コミがたくさん上がっています。
通信速度を重視する場合はSNSフリーの利用は控えたほうが無難です。
イオンモバイル:6GBプランで最安、家族利用にも
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
6GB | 1,480円 | 1,980円 |
イオンモバイルも月額料金が安いことで人気です。
他社だと5GBでも2,000円を超えることが多いですが、イオンモバイルなら6GBプランが1,980円で利用できます。
6GBプランを安く使いたい人におすすめ。
イオンモバイルは音声通話SIMにも最低利用期間がなく、いつでも解約できます。
試しに使ってみて不満があればすぐに辞められるので、初めて格安SIMを使う人にもおすすめです。
家族向けのシェア音声プランも安い
イオンモバイルでは最大5枚のSIMカードで容量をシェアできる「シェア音声プラン」も用意されています。
6GBのシェア音声プランの月額基本料は2,280円で、追加するSIMカード1枚につき以下の月額利用料が追加されます。
データ通信専用SIM | 0円 |
SMS付きデータSIM | 140円 |
音声通話SIM | 140円 |
SMS付きデータSIM | 700円 |
追加利用料 | 3枚目まで:0円 4枚目以降:200円 |
ほなみ
ほなみ
また、データ通信専用SIMなら無料で追加できるので、1人で複数枚のSIMカードを使いたい場合にも向いています。
イオンモバイルは家族で格安SIMを安く使いたい場合や複数端末でSIMカードを使いたい人にもおすすめです。
LINEモバイル:SNS使い放題&ソフトバンク回線では最安
データ 通信量 |
月額料金 | ||
データSIM+SMS | 音声通話SIM | ||
コミュニケーション フリープラン |
5GB | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 | |
MUSIC+プラン | 5GB | 2,140円 | 2,720円 |
7GB | 2,700円 | 3,280円 |
LINEモバイルでは「コミュニケーションフリープラン」と「MUSIC+プラン」という2つのプランで5GBと7GBの容量が用意されています。
すべての回線に対応しており、ドコモ・au・ソフトバンクの回線が選べます。
LINEモバイルは対象のサービスがデータ通信量を消費せず使い放題になる「データフリー」が最大の特徴です。
コミュニケーションフリープランとMUSIC+プランではデータフリーの対象サービスが異なります。
プラン | カウントフリー対象 |
コミュニケーションフリー | LINE、Twitter、Facebook、Instagram |
MUSIC+ | LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC |
コミュニケーションフリープランではLINEに加えて人気の高いSNS 3つが使い放題です。
MUSIC+プランではそれらに加えてLINEの音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」も対象になります。
LINEモバイルは月額料金が他社よりやや高いですが、代わりにデータフリーが無料です。
SNSのヘビーユーザーでその他の用途は5GB~7GB以下に収まる、という人はLINEモバイルがお得です。
ソフトバンク回線としては最安クラス
LINEモバイルはドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線の3つの回線に対応しています。
カウントフリーが標準で使える代わりにドコモ回線やau回線としては月額料金がやや高いですが、ソフトバンク回線の5GB~7GBプランとしては最安クラスです。
ほなみ
BIGLOBEモバイル:カウントフリーで動画見放題、Wi-Fiも無料
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
6GB | 1,450円 | 2,150円 |
BIGLOBEモバイルは動画・音楽サービスが使い放題になる「エンタメフリー・オプション」が使えるのが魅力です。
エンタメフリー・オプションの対象サービスは以下の通りです。
音声通話SIMなら月々480円、データ通信専用SIMなら月々980円プラスすればこれらのサービスが使い放題です。
6GBプランは比較的データ通信量が多いですが、それでも動画視聴を頻繁に利用する場合は足りなくなる恐れがあります。
ほなみ
6GBプランではWi-Fiオプションが無料で使える
BIGLOBEモバイルでは「BIGLOBE Wi-Fi」というWi-Fiオプションが用意されています。
本来なら月額250円のオプション料がかかりますが、6GB以上のプランを利用する場合は無料です。
BIGLOBE Wi-Fiはカフェやコンビニ、スーパーなど全国約83,000ヵ所で使えますよ。
楽天モバイル:楽天スーパーポイントが貯まる
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
5GB | 1,450円 | 2,150円 |
6GB | なし | 3,980円 |
楽天モバイルは5GBと6GBのプランが使えます。
5GBはデータ通信量と通話オプションを組み合わせられる「組み合わせプラン」、6GBは音声通話SIMと10分かけ放題がセットになった「スーパーホーダイ」です。
どちらを利用しても、毎月利用料の1%分の楽天スーパーポイントが貯まります。
さらに音声通話SIMを契約していると楽天市場のポイントが+2倍になります。
楽天モバイルを契約すれば楽天スーパーポイントがザクザク貯まるので、普段から楽天のサービスを使っているユーザーにおすすめ。
かしわ
スーパーホーダイなら制限後も1Mbpsで使い放題
楽天モバイルのスーパーホーダイは低速時の最大速度が1Mbpsと速いのが特徴です。
ほなみ
1Mbps出ればSNSやブラウジング、地図アプリなら普通に使えますし、低~標準画質であれば動画視聴もできます。
万が一データ通信量を全部使い切ってしまっても「遅すぎて使い物にならない」ということはないので安心ですよ。
ただし12時~13時、18~19時は300kbpsまで最大速度が下がる点に注意です。
OCNモバイルONE:電話をたくさんかける人におすすめ
データ 通信量 |
月額料金 | |
データ通信専用SIM | 音声通話SIM | |
6GB | 1,450円 | 2,150円 |
OCNモバイルONEは5~6GBのデータ通信を利用し、なおかつ電話もたくさんする人におすすめです。
3種類の音声通話オプションが用意されており、自分の通話スタイルに合ったものを選べます。
- 10分かけ放題(月額850円)
- トップ3かけ放題(月額850円)
- かけ放題ダブル(月額1,300円)
「トップ3かけ放題」はその月に電話をかけた番号のうち、通話料が高かった3番号への通話料が0円になるというものです。
言い換えれば、毎月3人までは時間・回数の制限なく通話ができます。
ほなみ
なお、特定の人と長電話をしてそれ以外の人とも短い通話をたくさんするなら、10分かけ放題とトップ3かけ放題がセットになった「かけ放題ダブル」を選びましょう。
MUSICカウントフリーで音楽サービスが使い放題
OCNモバイルONEでは対象の音楽サービスが使い放題になる「MUSICカウントフリー」が無料で使えます。
MUSICカウントフリーの対象サービスは以下の通りです。
- Amazon Music
- ANiUTa
- AWA
- dヒッツ
- Google Play Music
- LINE MUSIC
- Spotify
- ひかりTVミュージック
音楽サービスを頻繁に使うという人にも、OCNモバイルONEはおすすめです。
結局、5GB以上のプランではどれがおすすめ?
ここまで5GB以上のプランがおすすめの格安SIM7選を紹介しましたが、「結局どれが自分に合っているのか分からない」という人もいるでしょう。
そこで、どういった人にどの格安SIMがおすすめなのかを最後にまとめました。
通信速度重視ならLinksMate

通信速度を重視するなら LinksMate がおすすめ。
サブブランドの格安SIM以外ではもっとも通信が安定しており、回線が混雑する時間も快適にスマホを使えます。
とくに平日のお昼休みや夕方にスマホをよく使う人は他の格安SIMだとストレスが溜まる可能性が高いので、速度が速く安定しているLinksMateがおすすめです。
とにかく安く使いたいならイオンモバイル・DMMモバイル

とにかく安く使いたい場合は イオンモバイル か DMMモバイル がおすすめ。
イオンモバイルは6GBで、DMMモバイルは5GBで最安値です。
au回線を使いたい人や家族で使いたい人はイオンモバイル、普段からDMMのサービスを使っているならDMMモバイルを選ぶといいでしょう。
動画をたくさん見るならBIGLOBEモバイル

動画をたくさん見るなら BIGLOBEモバイル がおすすめ。
5GB~7GBプランは比較的容量が多いですが、動画を長時間見る場合は足りなくなる恐れもあります。
BIGLOBEモバイルならエンタメフリー・オプションを利用することでYouTubeなどの動画サービスが見放題です。
ソフトバンク回線ならLINEモバイル

ソフトバンク回線の5GB~7GBプランを使いたいなら LINEモバイル がおすすめ。
LINEモバイルのコミュニケーションフリープランはソフトバンク回線の5GB~7GBプランとしてはもっとも安いです。
SIMロックがかかったソフトバンクのスマホで5GB~7GBプランを使いたいならLINEモバイルを選びましょう。
楽天ユーザーなら楽天モバイル

普段から楽天市場や楽天トラベルなどを使う楽天ユーザーなら 楽天モバイル を使うのがおすすめです。
楽天モバイルを契約すると楽天スーパーポイントが貯まりやすくなりますし、貯まったポイントで料金を支払うこともできます。
楽天ユーザーならスマホも楽天モバイルに統一するのがお得です。
電話をたくさん使うならOCNモバイルONE

電話をたくさん使うなら OCNモバイルONE がおすすめ。
3種類のかけ放題オプションがあり、自分の通話スタイルに合わせて柔軟に選べます。
とくにトップ3かけ放題は他社にはないユニークなかけ放題です。
格安SIMでは大手キャリアのような無制限かけ放題がほとんどないため、特定の人とだけ長電話をする人にとってはかなり貴重です。
まとめ:3GBで不安なら5GB以上の格安SIMを選ぼう
今回は5GB~7GBプランのある格安SIMを徹底比較してみました。
あなたに合ったMVNOは見つかったでしょうか?
格安SIMは3GBのプランが定番ですが、ある程度スマホを使う人だと3GBでは不安です。
そのような人には3GBより容量が多く、月額料金も手ごろな5GB~7GBのプランがおすすめです。
5GB~7GBのプランも数多くの格安SIMで用意されています。
通信速度や月額料金、カウントフリーなど自分の重視するサービスに合わせて格安SIMを選びましょう。