20th IIJmio meetingにMVNO初心者女子が初参加!?実録レポート!

20th IIJmio meetingにMVNO初心者女子が初参加!?実録レポート!

2018年7月14日に東京で「20th IIJmio meeting」が開催されました!

IIJmio meetingは、定期的に開催されている誰でも参加できる無料イベントでIIJmioのサービスの話や格安SIM全般の話を聞くことができます。

格安SIMの裏話など、なかなかぶっちゃけた話も聞けることがあるので格安SIMに興味がある人は一度参加してみても面白いかもしれません。

ほなみ

「mineoのファンの集い」はmineoユーザーしか参加できませんが、「IIJmio meeting」はIIJmioユーザー以外も参加できちゃいますよ!

今回は記念すべき第20回ということで、私が最近IIJmioユーザーになったということもあって初参戦してみました!

「mineo ファンの集い」よりもかなりハードな内容でしたが、初心者の私でもわかりやすくて楽しめる会でした。

第3回 mineoファンの集いに潜入!通信の最適化にも言及が!?第3回 mineoファンの集いに潜入!通信の最適化にも言及が!?

「20th IIJmio meeting」の概要

開催日:2018年7月14日
開催場所:IIJ本社 JR飯田橋駅 西口から徒歩3分程度
時間:13時30分~17時30分(17時30分~19時 懇親会)

IIJmio meeting 20th

プログラム

  1. 挨拶・IIJmio Updatesの話
  2. トークセッション
  3. スペシャルセッション
  4. Q&Aフリートーク

IIJmio meetingの記念すべき第20回目

IIJmio meetingは年に4回ほど開催されるIIJmioのトークイベントです。

IIJmio meetingでは、IIJmioそのもののサービスの話はもちろんですが最近のMVNOについての話を聞くことができます。

今回は、参加者が約250人で男女比は男性9割、女性1割という感じで、参加者の年代はかなりバラバラな印象でした。

ほなみ

噂によると参加者には高専の学生さんとかも多いそうです。

「20th IIJ meeting」はここがすごかった!

  • 来場者全員にSIMカード配布!
  • ノベルティと懇親会の軽食が男らしい!
  • MVNOぶっちゃけトーク

IIJmioはMVNOの中でも、技術情報の開示が多いMVNOだと言われています。

「IIJmioの中の人」とも呼ばれるエンジニアさんが書いているIIJブログ「てくろぐ」も人気があって、ここまでユーザーとエンジニアの人の距離が近いMVNOは他にないかもしれません。

そんな通信技術に強い「IIJmio」の特徴のひとつが「フルMVNO」だということ。

フルMVNOについては、少しマニアックな話になってしまうので詳しく知りたいという人はIIJの公式ページを見てみてください。

参考 フルMVNOとはIIJ公式ページ

フルMVNOをザックリ説明すると普通のMVNO(ライトMVNO)よりも可能なことが多いMVNOということです。

そしてその「可能なこと」のひとつが、スマホのピクト表示を変更できること。

通常、MVNOのSIMカードをスマホに挿入するとピクトの表示は「KDDI」や「NTT DOCOMO」など、借りている回線網のキャリア名が表示されます。

しかしIIJmioでは現在、訪日外国人向けのプリペイドSIMカード「JAPAN TRAVEL SIM / Iタイプ」のピクト表示が「IIJ」に。

今後、IタイプのSIMカードはプリペイド式だけではなく通常プランにも導入される予定ですが、それに先駆けて20th IIJmio meeting参加者全員にピクト表示が「IIJ」になる「JAPAN TRAVEL SIM / Iタイプ」が配布されました

男らしい美味しいノベルティ

SIMカード以外のノベルティは、IIJmioのロゴが入ったベビースターラーメンと、普通のラ王カップラーメンでした。

IIJmio meeting 20th ノベルティ

ちなみに、ラーメンをチョイスしたことに意味はないらしいですが懇親会の軽食もカツサンドだったので、なんだか男らしい会だなあと思いました!

ラ王カップラーメンは、次の日の昼食に美味しくいただきました。
ごちそうさまです。

トークセッション

挨拶から始まったIIJmio meetingでは、まず西日本豪雨の件を受けて「緊急速報」の対応についての確認がありました。

災害緊急速報について

大雨や土砂災害の情報は「自治体防災情報」にあたるので対応しているスマホが限られているという事には注意が必要です。

また、アップデートの話として、フルMVNOの新たな可能性の話もありました。

フルMVNOの新たな可能性というのが「eSIM」と呼ばれるものです。

フルMVNOの新しい可能性「eSIM」

「eSIM」は、SIMカードの抜き差しをせずに通信情報を変更することができ、SIMカードがなくても自由に通信サービスを変更することができるんです。

そして、このeSIMの情報を変更することができるのは、MNOかフルMVNOだけ。

eSIMについて

eSIMが一般化するのは大分先になりそうですが、フルMVNOだからこそできることがあるというのはなんだかロマンティックですよね。

IIJmio meetingの会場では実際に、eSIMの情報を変更するデモンストレーションもおこなわれていて、なんだか「未来」を感じました。

そしてトークセッションのメインの話は「通信の秘密」について。

具体的には、最近話題によくのぼる「海賊版サイトなどのブロッキング」や「通信の最適化」、「カウントフリー」などについて、法律的観点からIIJmioがどのように考えているかという話でした。

「通信の秘密」について

通信の秘密については、法律の話になるので難解な部分も多いです。

通信の情報を「知ろうとする」こと、「他人が知れる状態にしておく」こと、「通信事業者が自己または他人の利益のために利用する」こと。
これら、3つの事柄をどれかひとつでもおこなった場合「通信の秘密の侵害」にあたります。

通信の秘密の侵害

ちなみにこの通信の情報というのは、通信があったということ自体も含まれるぐらいシビアなものです。

「海賊版サイトのブロッキング」や「通信の最適化」などは、基本的に通信の秘密を侵害します。

そもそも通信をするということ自体がシステム上、通信の秘密を侵害しています。

通信の秘密を侵害していても違法にはならない?

この「通信の秘密の侵害」が、違法ではないとされるのが「顧客の同意」があった場合と、「違法性阻却事由」に当てはまった場合。

「違法性阻却事由」というのは、簡単に言うとやむを得ない理由があることです。

通信をすること自体やカウントフリー、通信の最適化に関わる「通信の秘密の侵害」については契約時に顧客の同意が得られていると考えられるわけですが、海賊版サイトのブロッキングに関しては違法性阻却事由にあてはまるかがポイントになってきます。

現在、「児童ポルノサイトのブロッキング」がおこなわれていますがこれは金銭では回復不可能な「児童の人格の保護」を目的としています。

それに対して、今回の「海賊版サイトのブロッキング」では保護目的が「著作権者の財産」であり、この部分も含め違法性阻却事由にあてはまるかどうかの意見が有識者の間でも分かれているようです。

ほなみ

通信の秘密の侵害に関しては電気通信事業団体でガイドラインを作り、かなり慎重に判断しているみたいですね。

スペシャルセッション

トークセッションでは法律関連のカッチリした話が主でしたが、スペシャルセッションでは ITmedia Mobile Presentsの「ジャーナリストが本音で語る、MVNOここだけの話」!

東京は中継が入ったので、大阪よりも多分ぶっちゃけた話は少なかったです。

ネット上では忖度忖度言われてましたが、会場では生暖かい笑いが聞こえるぐらいのMVNO初心者にはちょうど良い本音でした。

正直もっとぶっちゃけ話が聞きたかった……なんて思ってませんよ、はい。

ジャーナリストセッションということで、石野純也さん、石川温さん、太田百合子さん、IIJの佐々木さん、ITmedia Mobile 編集長 田中 聡さんが登壇しました。

トークテーマは大きく3つ!

  1. 業界動向
  2. 通信品質
  3. 料金・サービストレンド

業界動向について

業界動向について語られたのは主に以下の2つです。

  1. Y!mobileやUQモバイルなどサブブランドについて
  2. MVNOの淘汰と第4のキャリアについて

サブブランドの立ち位置

まずは、UQモバイルやY!mobileなどサブブランドについての話。

渋谷の女子高生に「格安SIMって知っていますか?」とアンケートを取ると「ああ、Y!mobileのことでしょ」と言う人が多いらしいです。

では、サブブランドはMVNO業界にとって悪なのか?
今回のセッションでは、「ユーザー目線では、安くていいものであればサブブランドでもMVNOでもどっちでもいい」という話も出ました。

IIJの佐々木さんも、サブブランドの通信速度が速いのならなぜMVNOにそれが実現できないのかを考えていくべきという前向きな考えを語りました。
そのうえで、正当な競争ができないとなればフェアではないのでその場合は業界として考えていく必要があるとのことです。

MVNOの淘汰と第4のキャリア

そして、最近の「業界動向」としては破綻してしまったフリーテルの話や第4のキャリアとして名乗りをあげた楽天の話も挙がりました。

フリーテルについてはなかなか散々な言われようでしたが、行きつくところに行きついた感じはあるのでみなさん生暖かい目で見ている感じでした。

楽天のキャリア参入に関しては、やはり難しいのではないかという見方が主流のようです。

ドコモの吉澤社長も「楽天がMNOになって、なおかつMVNOとしてドコモから帯域を借りるということは考えていない」と語ったらしく、楽天の見通しが甘かったのではないかという声が大多数でした。

ほなみ

今後もMVNO業界の動向から目が離せませんね!

通信品質について

通信品質については、やはりmineoが実施した「通信の最適化」の話題も出ました。

通信の最適化という言葉は非常に曖昧で、一言に通信の最適化といってもさまざまな方法があります。
mineoの場合は、混雑時の画像データ圧縮をおこないました。

事前の告知をせずに通信の最適化をおこない炎上してしまったmineoですが、通信の最適化の際の対応は「ファンファースト」を掲げるmineoらしくない対応だったという声も。

ほなみ

MVNOではどうしてもお昼などの混雑時間に通信速度が落ちてしまう心配があります。

通信速度の低下への対策のひとつが「通信の最適化」だったわけですが、各MVNOは通信の最適化も含め、さまざまな方法で混雑時の通信速度低下を防ごうと模索しているようです。

帯域の借り方そのものについても、今後もっと自由にしていっていいのではないかという話も出ていました。

料金・サービストレンドについて

MVNOの料金は全体的にとても安く、価格競争がしにくい状況になっています。
ぶっちゃけ、3GBで900円というのはそもそも価格が安すぎたのでは?という話も出ました。

価格が安定して、今後は価格ではなくサービスで差別化を図っていくことが主流になると予想されるわけですがその方法はさまざまです。

カウントフリーなどもそうですし、mineoのコミニュティ重視、ターゲットを絞ったTONEモバイル、などMVNOでは既にさまざまな差別化が図られています。

IIJmioはやはり「フルMVNO」というところが今後差別化のメインを占めることが予想されますが、MNOとの関係についても国際ローミングやIoTなどでMNOと利害が一致する部分があれば一緒にやっていきたいとIIJの佐々木さんは語っていました。

Q&Aフリートーク

フリートークでは、Twitterに寄せられた47個もの質問をIIJの堂前さんがバシバシさばいていく職人技を見ることができました。

高度な質問も多くて、目が点になる事もありましたが個人的に特に気になった回答は楽天モバイルの低速時も1Mbpsというようなプラン通信の最適化の施行について、IIJmioでは現在考えていないということです。

通信の最適化については「あんまり好きじゃないんですよねえ」と言っていたのが印象的でした。

あとiPhoneの販売をする条件でシビアなのは、価格ではなく台数などだというのもちょっと驚きました……。

ほなみ

あっという間の4時間でしたが、非常に濃い4時間でした!

IIJmio meetingの楽しみ方は無限大

IIJ meetingでは本編以外にも、スマホ端末メーカーのブースや今まで作ったポスターや取り扱ってきたSIMカードの展示、プレゼント抽選会、懇親会などさまざまなコンテンツが用意されています。

SIMカード展示

次回の第21回IIJmio meetingは大阪が10月13日、東京が10月20日です。

初心者が格安SIMの相談をすることができるコーナーも用意されていて、実際にIIJmioのSIMカードを使ってみる事もできるので、IIJmioが気になるという人や格安SIMについて色々知りたいという人は行ってみても楽しいかもしれませんよ!

ほなみ

MVNO初心者の私にも、IIJmioの真摯さのようなものが伝わってきてIIJmioを長く使っていきたいなあと思いました。
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