- mineoの家族割引について、複数回線割引との違いなど
- mineoの家族割引の適応条件・注意点など
- mineoの家族割引の申し込み方法(画像付き)
mineo(マイネオ)には家族で利用すると月額料金が割引される「家族割引」が用意されています。
格安SIMで家族割のような仕組みが用意されているのは珍しいので、家族でスマホ代を節約したい人にとっては貴重です。
今回は「mineoの家族割ってお得なのかな? 申し込みとか難しそう‥‥」といった方に向けて、mineo(マイネオ)の家族割引の概要や注意点、申し込み方法などを徹底的に解説します。
ほなみ
読みたい場所へジャンプ
「家族割引」と「複数回線割引」の違い
mineo(マイネオ)を家族で利用する際には「家族割引」と「複数回線割引」の2種類の割引が受けられます。
条件は違うものの内容的にはどちらもほぼ同じであるため、
「家族割引と複数回線割引の違いが分からない‥‥」
「どっちがお得なの?」
という人が多いと思います。
ほなみ
個別契約なら家族割引、同一IDで複数契約なら複数回線割引が適用
家族割引と複数回線割引の違いを表にまとめました。
家族割引 | 複数回線割引 | |
適用条件 | 家族が個別のeoIDで契約 | 1つのeoIDで複数回線を契約 |
割引額 | 1回線につき50円/月 | 1回線につき50円/月 |
適用可能な回線数 | 最大5回線 | 最大5回線 |
申し込み | 必要 | 不要 |
どちらも割引内容は「最大5回線まで月額料金が50円割引」です。
月額料金的にはどちらが適用されても差はありませんが、適用条件が異なります。
mineo(マイネオ)を利用する際には「eoID」というIDを取得する必要があります。
家族割引は家族それぞれが個別にeoIDを取得してmineo(マイネオ)を契約した場合に適用できます。
例えば、父・母・娘がそれぞれmineo(マイネオ)を契約し、あとから家族割引を適応するといった感じです。
家族割引は条件を満たした後、別途申し込みが必要です。
一方、複数回線割引は1つのeoIDで複数回線を契約すると適用されます。
代表者(例えば父親)が複数回線を契約し、それを家族で利用する場合には複数回線契約が適用されることになります。
複数回線割引は条件を満たすと自動的に適用されます。別途申し込み手続きをする必要はありません。
かしわ
ほなみ
それを知れば自分にあった契約方法が分かるよ!
個別契約と複数回線契約のメリット・デメリット
家族割引と複数回線割引は条件が違うだけで内容は同じでした。
ただし、家族割引を適用できる「個別契約」と、複数回線割引が適用される「複数回線契約」にはメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
個別契約 |
|
|
複数回線契約 |
|
|
個別契約は電話番号の引き継ぎが楽
個別契約は名義を統一しなくて済むのがメリットです。
これは他社から電話番号を引き継ぐ「MNP」を利用してmineo(マイネオ)に乗り換える場合に大きなメリットとなります。
MNPを利用するためには乗り換え元とmineo(マイネオ)の契約名義が同一でないといけません。
もし家族の代表者が複数回線契約をし、そこに家族ごとMNPで乗り換える場合は乗り換え元の名義も代表者の名義で統一する必要があります。
かしわ
ほなみ
個別契約の場合は家族それぞれの名義で契約するので、MNPを利用する場合も名義を統一する必要はありません。
複数回線契約は支払いが1つにできる&18歳未満でも利用可
一方、複数回線契約は支払いが1つにまとまるのがメリットです。
家族全員分の請求が代表者のクレジットカード宛てに行くので、他の家族はクレジットカードを持っていなくてもmineo(マイネオ)が利用できます。
また、複数回線契約の場合は18歳未満の未成年でもmineo(マイネオ)が利用できるのも大きいです。
保護者が契約者となり、利用者として未成年の子供を追加することができます。
「個別契約」と「複数回線契約」のまとめ
これらのメリット・デメリットを踏まえると、
- 名義を個別にしたい場合:個別契約で家族割引を適用
- 支払いをまとめたい、18歳未満の子供がいる場合:複数契約で複数回線割引を適用
なお、以前は他のユーザーに余ったデータ通信量をプレゼントできる「パケットギフト」は個別契約でないと利用できませんでした。
その後ルールが変更され、現在は同一eoID間でもパケットギフトが可能です。
参考
同一eoIDの回線間でもギフト可能に!マイネ王
家族割引と複数回線割引の併用はできない
家族割引と複数回線割引は条件が異なりますが、契約状況によっては両方の条件を満たすことがあります。
その場合、割引の併用はできず家族割引だけが適用されます。
両方の条件を満たすのは、例えば家族3人(夫婦+子供1人)が個別のeoIDでmineoを契約し、さらに父親が同じeoIDで3回線を契約、といったケースです。
この場合、父親の3回線のうち主回線(1枚目のSIMカード)は家族割引と複数回線割引の両方の条件を満たしますが、適用されるのは家族割引だけです。
家族割引は1つのeoIDで最大1回線までしか適用されないので、父親の残りの2回線については複数回線割引が適用されます。
ただ、適用されるのが家族割引でも複数回線割引でも割引額は「1回線につき50円」で共通なので、そこまで意識する必要はないでしょう。
家族割引の適用条件
mineo(マイネオ)の家族割引の適用条件は以下の通りです。
- 主回線とは異なるeoIDの回線である
- 1つのeoIDのうち、適用されるのは最大1回線まで
- 3親等以内の家族である
mineo(マイネオ)の家族割引は家族それぞれが個別のeoIDで契約している場合に適用できます。
1つのeoIDで複数回線を申し込んでいる場合は前述した複数回線割引が適用されます。
また、1つのeoIDのうち家族割引が適用されるのは最大1回線までです。
複数回線を契約したうえで家族割引の条件を満たしても、家族割引が適用されるのは主回線1つだけで、残りの回線は複数回線割引が適用されます。
3親等はmineoでは以下のように定義されています。
引用元:mineo(マイネオ)公式
主回線契約者の配偶者や子供、両親はもちろん、曽祖父母や叔父・叔母、甥・姪、さらにはひ孫やひ孫の配偶者まで、幅広く家族割引の対象になっているのが分かりますね。
家族割引の注意点
mineo(マイネオ)の家族割引を利用する際は以下の3点に注意してください。
- 適用されるのは申し込んだ翌月から
- 家族間無料通話はない
- 住所または姓が異なる場合は家族関係証明書類の提出が必要
適用されるのは申し込んだ翌月から
mineo(マイネオ)の家族割引が適用されるのは申し込んだ翌月からです。
例えば2019年5月中に家族割引を申し込んだ場合は2019年6月分の料金から割引が適用されます。
申し込んだ当月は割引のない料金が請求されるので覚えておきましょう。
家族間無料通話はない
mineo(マイネオ)の家族割引で受けられるのは月額料金の割引のみです。
大手キャリアの家族間無料通話のような特典はありません。
家族間の通話はLINEで済ませるという人なら問題ないですが、家族間でたくさん電話をする場合はそのままだと通話料が高額になります。
mineo(マイネオ)は通話オプションが豊富に用意されているので、うまく活用しましょう。
- 10分かけ放題(月額850円)
- 通話定額30(月額840円)
- 通話定額60(月額1,680円)
短い通話を何度もするなら10分かけ放題、毎月の通話時間が30分もしくは60分以内なら通話定額30か通話定額60を利用するのがおすすめです。
また、通話料が半額になる専用アプリ「mineoでんわ」が無料で使えます。
ほなみ
mineo(マイネオ)の通話サービスについては、こちらで詳しく解説しています。
mineo(マイネオ)で電話代・通話料を節約する方法|かけ放題、通話定額、留守電など
住所または姓が異なる場合は家族関係証明書類の提出が必要
mineo(マイネオ)の家族割引は住所や姓が異なる家族でも3親等以内であれば適用できます。
例えば単身赴任中の夫や実家の両親、1人暮らしをしている子供などにも適用可能です。
ただし、住所と姓のどちらかが異なる場合は家族割引の申し込み時に「家族関係証明書類」を提出しないといけません。
家族関係証明書類として使える書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 在留カード
- 外国人登録証明書
- 外交官等住居証明書
- 個人番号カード
- 各種保険証+補助書類※
- 顔写真付き住民基本台帳カード+補助書類※
※補助書類:発行から3カ月以内で現住所の記載がある公共料金領収書か住民票
家族割引を申込む際に家族関係証明書類の画像データをアップロードします。
事前に書類を用意し、カメラで撮影するかスキャナで取り込んでおきましょう。
家族割引の申し込み方法
ここからは家族割引の申し込み方法を画像付きで解説します。
まず、家族割引の申し込みの大まかな流れをまとめました。
- 主回線となる人のeoIDでmineo(マイネオ)のマイページにログインする
- 「家族割引変更」から家族の回線をグループ追加する
- 住所または姓が異なる場合は家族関係証明書類を提出する
- 家族全員を追加出来たら「申し込む」を選択する
家族割引の申し込みはmineo(マイネオ)のマイページから行います。
参考
ログインmineo
主回線となる人のeoIDでマイページにログインしてください。
マイページにログインしたら画面をスクロールし、「ご契約サービスの変更」の項目の中にある「家族割引変更」をタップします。

家族割引の申し込み画面に移行します。
注意事項などを再度確認したあと、画面下の「グループ追加する」をタップしてください。

家族割引を組む家族の情報を入力していきます。
同一住所かつ同一姓の家族を追加する場合はその家族の利用番号(電話番号)を入力し、契約者との続柄を選択するだけなので手続きは簡単です。

住所または姓が異なる場合は家族関係証明書類のアップロードが必要です。
「ご契約者さまとの続柄」の項目で「左記以外」にチェックを入れ、家族関係証明書類の画像データをアップロードしましょう。
もし書類に不備(住所が現住所と異なる、有効期限が過ぎているなど)があると再申し込みをしないといけなくなります。
家族関係証明書類に不備がないことをしっかり確認したうえで申し込みを行いましょう。

同様の手順を追加する家族分だけ行ったあと「次へ進む」をタップします。
最終確認画面になるので、再度間違いがないか確認してください。
確認が終わったら「申し込み」をタップします。これで家族割引の申し込みが完了です。
書類の不備などがなければ数時間~1日ほどで審査が完了し、審査が完了した翌月から家族割引が適用されます。
家族割引が解除される条件
mineo(マイネオ)の家族割引は「主回線」を解約するとすべて解除されるので要注意です。
例えば家族3人(夫婦と子供1人)でmineoを契約し、父親が主回線となって家族割引を利用しているとします。
この状態で父親がmineo(マイネオ)を解約すると家族割引が解除され、母親と子供も割引を受けられなくなります。
もし残った母親と子供だけで家族割引を利用したい場合は、どちらかを主回線にして再度家族割引を申し込まないといけません。
住所もしくは姓が違う場合は家族関係証明書類も再アップロードする必要があります。
主回線以外の回線を解約した場合はその回線が外れるだけで家族割引は継続されます。
先ほどのケースの場合、子供がmineo(マイネオ)を解約しても、夫婦は引き続き家族割引の利用が可能です。
mineo(マイネオ)は家族で使ってもお得!
今回はmineo(マイネオ)の家族割引の概要や適用条件、申し込み方法などを解説しました。
家族割引が適用されると、各回線の月額料金が50円割引されます。
格安SIMでこういった割引があるものはほとんどないため、家族でスマホ代を節約したい人には貴重です。
mineo(マイネオ)の家族割引は対象範囲が広く、住所や姓が違っても適用されるので実家のご両親や一人暮らしのお子様がいる人にもおすすめですよ。
ほなみ