【2018年12月】通信速度比較結果!

格安SIMシェアプラン比較!家族や複数端末のシェアにおすすめのMVNO

家族や複数端末でデータ容量シェア

この記事で分かること
  • 自分にあった格安SIMのシェアプランが見つかる
  • シェアプランを使うときの注意点
  • シェアプランのあるMVNOの特徴

シェアプランとは複数枚のSIMカードでデータ通信量をシェアできるプランのことです。

家族で格安SIMを使う場合や、複数の端末でデータ通信を使いたい場合、個別に格安SIMを契約するよりもシェアプランを契約したほうが安くなるというメリットがあります。

その一方で、名義を同一にしないといけなかったり、1人が使いすぎると全員が速度制限にかかったりと、シェアプランならではの注意点やデメリットも存在します

この記事では、

  • 自分の使い方に合っているシェアプランを知りたい!
  • シェアプランで気を付けたほうがいいことはある?
  • シェアプランのメリットやデメリットが気になる

といったシェアプランを探している人に向け、シェアプランのあるMVNOを比較するとともに、シェアプランのメリット・デメリット、注意点もまとめました。

この記事を読めば、お得にデータ容量をシェアできる自分にぴったりの格安SIMを見つけることができますよ。

格安SIMのシェアプラン注意点

MVNOのシェアプランを選ぶ際に、あらかじめ知っておくべき注意点が2つあります。

  • 格安SIMは同一名義のシェアプランが多い
  • 家族でMNPをする場合、元のキャリア側で同一名義に変更しておく必要がある

格安SIMのシェアプランは同一名義で複数のSIMカードを利用し、データ容量をシェアするタイプが一般的です。

例えば父親、母親、子供の3人でシェアプランを使う場合、3枚のSIMカードすべての名義を「父親」か「母親」で統一することになります。

かしわ

この時問題になるのが、家族みんなでMNPをしてキャリアの携帯番号を引き継ぎたい場合に、そのままでは格安SIMに乗り換えられないことです。

MNP格安SIMの電話番号はどうなる?MNP引継と新規取得の方法

MNPで全員の番号を引き継ぐには、乗り換え前に契約元のキャリアで名義を統一しておく必要があるのです。

家族で同一名義のシェアプランに乗り換えると、MNPできないことがある解説図

例えば元のキャリアで父親と子供が「父親名義」で、母親は「母親名義」で契約していたとします。
このままだと、父親と子供はMNPでシェアプランに乗り換えられますが、母親はMNPできません。

かしわ

ほなみ

ということは、母親は電話番号を引き継げないんですか?
一度母親の契約も名義を「父親名義」に変えてからMNPをすれば可能ですよ。

かしわ

ほなみ

複数人でMNPをする場合は同一名義のシェアプランだと手間が増えてしまうんですね。。
MEMO
父がドコモ、母がauというように別キャリアを利用していても、名義をどちらかに統一すれば統一名義のシェアプランに乗り換え可能です。

個別名義でシェアプランを利用可能な格安SIMもある

上で説明したように、統一名義のシェアプランに家族でMNPをして乗り換える場合、事前に名義変更が必要となり面倒です。

家族で複数MNPをしたいなら、選択肢は限られますが「個別名義」のシェアプランがある格安SIMを選ぶほうが簡単でおすすめです。

ここまでのポイント
  • 格安SIMのシェアプランは「同一名義」「個別名義」の2つのタイプがある
  • 「同一名義」タイプのシェアプランを提供する格安SIMの方が多い
  • 「同一名義」タイプのシェアプランを利用するには、格安SIMへの乗り換え前にキャリアで利用者の名義統一をする必要がある
  • 家族全員の携帯番号を引き継ぎたいなら、「個別名義」タイプのシェアプランがある格安SIMを選べば可能だが、選択肢は少ない
それでは次に、各MVNOのシェアプランの詳細について見ていきましょう。

かしわ

シェアプランのあるおすすめの格安SIM

主要な格安SIMのシェアプランについて一覧表にまとめてみました。
※ロゴ画像をクリックすると、各シェアプラン詳細解説に飛べます。

MVNO名 追加SIM料金 上限枚数 名義の種類
IIJ mio(みおふぉん) 1,100円/月 ファミリーシェア:10枚
その他:2枚
同一名義
BIG LOBE(ビッグローブモバイル) 900円/月 5枚 個別名義
イオンモバイル(AEON MOBILE) 3枚目まで:700円/月
4枚目以降:900円/月
5枚 同一名義
DMM mobile(DMMモバイル) 1~7GB:1,000円/月
8GB以降:700円/月
3枚 同一名義
OCNモバイルONE 1,100円/月 5枚 同一名義
NifMO(ニフモ) なし(別途プラン料金がかかる) 7枚 個別名義
LinksMate(リンクスメイト) 900円/月 5枚 同一名義

※音声通話SIMを追加する場合の1枚あたりの価格

多くの格安SIMでは同一名義にしないとシェアプランが使えないことが分かりますよね。
個別名義のシェアプランを使いたい場合は選択肢が限られます。

用途別に選ぶおすすめMVNO

シェアプランの特徴を比較して、用途別におすすめ格安SIMを分けてみました。
※MVNO名をクリックすると、各MVNOのシェアプラン詳細解説に飛べます。

総合的に
おすすめの
格安SIM
同一名義 IIJmio
個別名義 BIGLOBE
モバイル
月額の安さ 大容量でシェア DMMモバイル
イオン店舗が近くにある イオン
モバイル
SIMカード枚数の多さ 家族か1人利用 IIJmio
家族以外 NifMo
ゲーム以外データ通信を使わない LinksMate

家族なら通話もお得!
IIJmio(みおふぉん)

IIJ mio(みおふぉん)
追加SIM利用料 データ:400円/月
SMS付き:540円/月(タイプAは無料)
音声通話:1,100円/月
SIMカードの上限枚数 ファミリーシェアプラン:10枚
その他のプラン:2枚
名義の種類 同一名義
契約後の名義変更 できない

IIJmioではすべてのプランで容量シェアができますが、プランによって上限枚数が異なります。

12GBのファミリーシェアプランでは最大10枚(※音声通話SIMは5枚まで)、その他のプランでは最大2枚のSIMカードで容量シェアが可能です。

特徴的なのがファミリーシェアプランでしょう。

音声通話SIMは5枚までという制限があるとはいえ、10枚ものSIMカードで容量をシェアできる格安SIMは他にありません。

大人数の家族で格安SIMに乗り換えたい場合におすすめです。

シェアしている家族同士の通話料もお得に

IIJmioは容量をシェアしている家族同士の通話がお得になる珍しい格安SIMです。

家族なら通話料が格安!
容量をシェアしている家族同士で通話をすると「ファミリー通話割引」が適用され、通常20円/30秒の通話料が16円/30秒になります。

ファミリー通話割引は通話料が半額になるIIJmio専用アプリ「みおふぉんダイアル」との併用が可能で、なんと8円/30秒まで通話料を下げられます。

さらに有料オプションの「3分かけ放題」または「10分かけ放題」を契約している場合、通話料が無料になる時間が料金はそのままで以下のように延長されます。

  • 3分かけ放題→10分かけ放題(月額600円)
  • 10分かけ放題→30分かけ放題(月額830円)

30分かけ放題というのは時間が決まっているかけ放題としては最長ですし、それを他社の10分かけ放題と同じ料金で使えるのはかなりお得です。

IIJmioは電話をすることが多い家族におすすめの格安SIMと言えますね。


個別名義ならBIGLOBEモバイル

BIG LOBE(ビッグローブモバイル)
追加SIM利用料 データ:200円/月
SMS付き:320円/月
音声通話:900円/月
SIMカードの上限枚数 5枚
名義の種類 個別名義
契約後の名義変更 できる

BIGLOBEモバイルでは3GB以上のプランで「シェアSIMオプション」が利用でき、SIMカードは最大5枚まで容量をシェアできます。

BIGLOBEモバイルのシェアオプションは個別名義で容量をシェアできるのが特徴です。

現在キャリアを別名義で利用している場合や、違うキャリアを契約していてもMNPでBIGLOBEモバイルに乗り換え、容量をシェアすることができます。

申込のタイミングに注意!
BIGLOBEモバイルの申し込みと同時にシェアSIMを申し込む場合、同一名義でないと申し込めません。
ここで説明したように別名義でBIGLOBEモバイルのシェアSIMを利用するには、BIGLOBEモバイルの利用開始後にSIMカードを追加する必要がありますので、注意しましょう。

BIGLOBEモバイルはドコモ回線とau回線に対応しており、追加するSIMごとにどちらの回線にするかを選べるという特徴もあります。

個別名義で容量をシェアできることも含め、家族で利用中のキャリアが違う場合に便利です。


店舗が近いならイオンモバイル

イオンモバイル(AEON MOBILE)
追加SIM利用料 データ:0円/月
SMS付き:140円/月
音声通話:700円/月
(4枚目以降はそれぞれ+200円/月)
SIMカードの上限枚数 5枚
名義の種類 同一名義
契約後の名義変更 できる(店舗のみ)

イオンモバイルではシェア専用プラン「シェア音声プラン」を利用することで、最大5枚のSIMカードでデータ通信量を共有できます。

イオンモバイルのシェア音声プランは月額料金の安さと豊富なプラン数が特徴です。

イオンモバイルの通常プランは格安SIMの中でもとくに安いことで知られていますが、シェア音声プランも他社のシェアプランと比べてかなり安いです。

とくに追加カード3枚までは1枚700円と他社よりもかなり安いため、少人数で容量をシェアするのに向いています。

選べる料金プランも4GBから50GBまで用意されており、ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広く利用可能です。

近くに即日契約に対応した店舗がない場合は使いにくいので注意

シェア音声プランは即日契約に対応している「即日お渡し店舗」のみ申し込みが可能です。

ウェブや即日契約に対応していない店舗ではシェア音声プランの契約ができませんので、注意しましょう。

契約後の名義変更も即日お渡し店舗でしかできません。イオンモバイルはイオン店舗で取り扱っているのがメリットですが、逆に言えば近くにイオン店舗がないと使いにくいのがデメリットと言えます。


大容量が安いDMMモバイル

DMM mobile(DMMモバイル)
追加SIM利用料 データ:0円/月
SMS付き:150円/月
音声通話:700円/月
(1~7GBは別途300円かかる)
SIMカードの上限枚数 3枚
名義の種類 同一名義
契約後の名義変更 できない

DMMモバイルではシェア専用のコースである「シェアコース」を申し込むことで最大3枚のSIMカードで容量をシェアできます。

DMMモバイルのシェアコースは月額料金が安いのが最大の特徴です。
とくに8GB以上のコースはいずれも業界最安値クラスです。

容量の少ないシェアは微妙
1~7GBの場合は追加SIM利用料300円がかかるため、あまりお得ではありません。
DMMモバイルのシェアコースはある程度容量の大きいプランを利用する人向けと言えます。

またシェアできる枚数が3枚と少なく、家族で乗り換える場合はやや物足りないですね。

データSIMなら無料で追加できること、最大枚数が3枚ということを考慮すると、家族で利用するより1人で複数の端末を利用する場合におすすめと言えます。


日単位コースでシェア可能!
OCNモバイルONE

OCNモバイルONE
追加SIM利用料 データ:400円/月
SMS付き:520円/月
音声通話:1,100円/月
SIMカードの上限枚数 5枚
名義の種類 同一名義
契約後の名義変更 できる

OCNモバイルONEはすべてのプランで容量シェアに対応しており、最大5枚のSIMカードで容量をシェアできます。

利用できるデータ通信量が月単位で決まっている月単位コースはもちろん、日単位でデータ通信量が決まっている「日単位コース」でも容量をシェアできるのが特徴です。

日単位コースの特徴
日単位コースでは1日に110MBまたは170MBのデータ通信量しか使えませんが、翌日には速度制限が解除されるという特徴があります。

月単位プランと比べて月額料金も安いので、電話がメインでデータ通信をあまり使わない人に向いています。

とくにOCNモバイルONEにしかない通話オプション「トップ3かけ放題」と組み合わせるのがおすすめです。

トップ3かけ放題は家族間通話無料のように使える

「トップ3かけ放題」は通話料が高かった3番号への通話料が無料になる特殊なかけ放題オプションです。
無料になる人数が3人に制限されていますが、時間や回数は無制限のかけ放題というわけです。

特定の人とだけ長電話をし、その他の人とはあまり電話をしない場合、実質無制限かけ放題のように使えます。

そのため3人家族かつ家族間でのみよく電話をする場合は「3人で日単位コースをシェアしてトップ3かけ放題を契約する」といった使い方がおすすめです。


大人数シェアでお得!
NifMo(ニフモ)

NifMO(ニフモ)
追加SIM利用料 なし(別途プラン料がかかる)
SIMカードの上限枚数 7枚
名義の種類 個別名義
契約後の名義変更 できない

NifMoのシェアプランは他の格安SIMのシェアプランと内容が異なり、少し複雑です。

データ容量の合算をシェア
他社の場合、1つのプランのデータ量をシェアプランのメンバーで分け合うのが一般的です。
しかしNifMoの場合はそれぞれのメンバーがプランを個別に契約し、その合計のデータ量をシェアする形になっています。

NifMoのシェアプランの仕組み解説図

追加SIM利用料はかかりませんが、選んだプランの料金がかかります。例えば3GBプランを3人で選んだ場合は3人で9GBをシェアすることになり、月額料金は1,600円×3=4,800円です。

NifMoのシェアプランは個別名義でプランを契約するので、MNP転入する際に転入元で同一名義に変更する必要がない点はメリットと言えますね。

シェア数が増えるほどお得に!

またNifMoでシェアプランを利用すると「NifMoファミリーおまとめボーナス」が適用され、契約数×0.5GBのデータ通信量がプレゼントされます。

例えば家族3人でシェアしていれば、0.5GB×3=1.5GBの容量をもらえます。

人数が増えれば増えるほどファミリーおまとめボーナスでもらえる容量が増えるため、大家族やたくさんの端末用にSIMカードを多く契約する人ほどお得です。


ゲームなら
LinksMate(リンクスメイト)

LinksMate(リンクスメイト)
追加SIM利用料 データ:300円/月
音声通話:900円/月
SIMカードの上限枚数 5枚
名義の種類 同一名義
契約後の名義変更 できない

LinksMateではすべてのプランが容量シェアの対象で、最大5枚のSIMカードで容量をシェアできます。

LinksMateと言えば月額500円でゲームが使い放題になるカウントフリーオプションが売りですが、容量シェアも複数の端末でゲームをプレイする人に向いています。

LinksMateで使い放題対象のゲームなどは「リンクスメイトのカウントフリー詳細」で解説しています。

サブ機でゲームをする人におすすめ

LinksMateのプランで最も安い1GBプランは月額1,100円です。
そこにデータSIMを1枚追加すると1,400円、さらにデータSIMでカウントフリーオプションに加入すると月額1,900円となります。

2枚でデータ通信量1GBというのは少ないですが、カウントフリーの対象になっているゲーム以外ではほとんどデータ通信を使わない、というのであれば実質データ通信が使い放題なのでかなりお得です。

ゲーム用のサブ端末やタブレットに追加のデータSIMを挿し、メインのスマホに音声通話SIMを挿す、といった使い方がおすすめです。

1GBプランは通信速度に注意

注意点として、1GBプランはカウントフリーオプションを使わない場合は最大通信速度が2Mbpsに制限されます。
他のプランと比べるとかなり遅いので1GBプランを利用する場合は気を付けましょう。

5GB以上のプランは特別安くはないので、あくまでもカウントフリーオプションを利用してゲームを頻繁にプレイする人向けですね。

シェアプランのメリット・デメリット

最後に、シェアプランのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット デメリット
  • 個別に契約するより安いことが多い
  • 支払いを1つにまとめられる
  • 1人が使いすぎるとシェアしている全員が速度制限にかかる

シェアプランを利用すると個別に契約するよりも月額料金が安くなることが多いです。

どれくらい安くなる?
具体的にどの程度お得なのか、夫婦2人でIIJmioを利用したケースの月額料金シミュレーションをしました。
端末代と初期費用は含めていません。

  月額料金 内訳
シェア
なし
4,440円
  • 音声通話機能付帯料:700円×2
  • ライトスタートプラン6GB:1,520円×2
シェア
あり
3,950円
  • 音声通話機能付帯料:700円×2
  • ファミリーシェアプラン12GB:2,560円
  • SIMカード利用料:0円(4枚以降から発生)

シェアありは月額が約500円安くなりました。
年間で約6,000円の節約です。

シェアプランは支払いも代表者1人が行えばいいので、管理が楽になります。

デメリットとしては容量をメンバー全員で分けあうので、誰か1人が使いすぎてしまうと全員が速度制限にかかってしまうことが挙げられます。

個別にデータ通信量を設定することはできないので、それぞれがデータ通信量を使いすぎないように気を配る必要があります。

格安SIMを複数使うならシェアプランがおすすめ!

以上、シェアプランの注意点とメリット・デメリットをまとめ、シェアプランのある格安SIMを比較してみました。

シェアプランは複数枚のSIMカードで容量を分け合えるプランです。
複数のSIMカードを使いたい場合は個別に契約するよりもシェアプランを利用するほうがお得なことが多いです。

ただしシェアプランは原則として同一名義でないと使えません。
MNPを利用して家族ごと乗り換える場合は事前に名義を統一しておく必要があります。

主要な格安SIMの中では「NifMo」と「BIGLOBEモバイル」のみ個別名義でシェアプランを使えるので、名義を分けたい場合はこの2つを選びましょう。

ほなみ

家族で格安SIMを利用する場合や複数端末で容量をシェアしたい場合は、ぜひシェアプランを検討してみてくださいね。