【2018年12月】通信速度比較結果!

SIMロック解除とは?手続き方法、解除条件、メリット・デメリットを解説!

SIMロック解除

格安SIMはドコモやauといった大手キャリアで購入した端末でも使うことができますが、キャリアの端末には「SIMロック」という制限がかけられており、そのままでは利用できる格安SIMが限られてしまいます。

大手キャリアのスマホを格安SIMで制限なく使うには「SIMロック解除」が必要です。
難しそうに感じるかもしれませんが、実はSIMロック解除は、解除できる端末の条件さえ満たしていれば自分で簡単にスマホやパソコンから手続きできます。

今回はSIMロック解除の条件や方法、メリット・デメリットなどを詳しく解説します。

そもそもSIMロックとは何?

SIMロックとは、携帯電話事業者が発売する端末に制限をかけて他社のSIMカードを使えなくすることです。
例えばドコモの端末にはドコモのSIMロックがかかっており、auやソフトバンクのSIMカードは使えません。

以前は一部の端末しかSIMロック解除ができず、利用者が自由に携帯電話事業者を選択する障害になっていました。

そこで利用者の利便性向上や料金の低廉化などを目的として、平成26年に総務省のガイドラインが改正され、大手キャリアに対してSIMロック解除が義務化されました。

参考 「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正総務省

これによって、2015年5月以降に発売されたスマホは条件を満たせばすべてSIMロック解除できるようになったのです。

SIMロック解除は実質デメリットなし

SIMロック解除をしたら何かデメリットや不都合があるのではないか、と心配の人もいるかもしれません。
しかし実際のところ、SIMロック解除にはデメリットはありません。

一度ロックを解除したら解除前には戻せないという注意点はあります。
例えば、ドコモのスマホのSIMロックを解除してSIMフリーにした場合、再度ドコモのロックをかけることはできません。

とはいえSIMロック解除をしても現在のキャリアをそのまま使えますし、一部の機能が使えなくなるといったこともありません。
つまりSIMロック解除には実質デメリットがないと言えます。

もしSIMロック解除ができるなら全くためらう必要はなく、とりあえずSIMロック解除をしておくと良いでしょう。

SIMロック解除をするための準備

SIMロック解除をするにはいくつか準備が必要です。
順番に確認していきましょう。

SIMロックがかかっているかどうか確認する

そもそも自分の端末にSIMロックがかけられているかどうか分からないという人もいるかもしれません。

その場合はロックがかかっているか確認したいところですが、確認するには他社のSIMカードを挿してみるしかありません

違うキャリアのSIMカードを挿して通信を行えるようならSIMロックはかかっていない、ということになります。

端末の購入場所からSIMロックの有無を判断できる

端末をどこで購入したかでも、SIMロックがかけられているかどうかが分かります。

キャリアのショップで購入した端末にはそのキャリアのSIMロックがかかっています。
これはiPhoneでもAndroidでも同じです。

一方、アップルストアから購入したiPhoneにはSIMロックがかけられていません。
アップルストアではSIMフリーのiPhoneしか購入できないためです。

SIMロック解除の条件を満たしているかを確認する

SIMロックがかかったスマホをSIMロック解除するには、その端末がいくつかの条件をクリアしている必要があります。

細かい条件はキャリアによって異なる場合がありますが、おおむね以下の通りです。

  • SIMロック解除の対象機種であること
  • ネットワーク利用制限などのロックがかかっていないこと
  • 契約者本人が購入した機種であること
  • 購入から100日経過していること
  • 解約済みの場合は、解約から100日以内であること
    (ソフトバンクは90日以内)

対象機種もキャリアによって異なりますが、2015年5月以降に発売された機種ならSIMロック解除が可能だと思ってもらえればOKです。

また、いずれのキャリアも前回のSIMロックから100日以上経過している、もしくは端末代をすべて払い終わっている場合は100日経過していなくてもロックの解除が可能です。

SIMロック解除の条件

購入からの経過日数 解約している場合
ドコモ 分割払い:100日目以降
一括払い:即日
解約から100日以内
au 分割払い:101日目以降
一括払い:即日
解約から100日以内
ソフトバンク 分割払い:101日目以降
一括払い:即日
解約から90日以内

ただし契約者本人が購入した機種のみ対象なので、中古の端末はどのキャリアでもSIMロック解除ができません。

詳しい対象機種や条件に付いては各キャリアの公式サイトを参考にしてください。

バックアップを取っておく

SIMロック解除はあくまでもSIMカードの制限を取り払うものです。
そのため、スマホ本体に保存されているアプリや写真、連絡先といったデータには影響がありません。

しかし、まれにSIMロック解除を行うことでデータが消えてしまうことがあるようです。
心配な人は、SIMロック解除を行う前にバックアップを取っておきましょう。

SIMロック解除の方法

それではSIMロック解除の手続きの流れや申込みできる場所、手数料などについて見ていきましょう。

キャリア SIMロック解除の方法※1 手数料
ドコモ パソコン、電話、ショップ※2 パソコン:無料
電話、ショップ:3,000円
au パソコン・スマホ、ショップ パソコン・スマホ:無料
ショップ:3,000円
ソフトバンク パソコン・スマホ、ショップ※2 パソコン・スマホ:無料
ショップ:3,000円

※1 解約している場合はショップのみ
※2 2015年4月までに発売された機種はショップのみ

どのキャリアでもパソコンもしくはショップからSIMロック解除手続きが可能です。
また、ドコモのみ電話からでもSIMロック解除を申し込めます。

ショップか電話なら、店員さんがSIMロック解除手続きをすべて行ってくれるので楽ですが、3,000円の手数料がかかってしまいます。

一方、パソコンやスマホから自分でSIMロック解除をする場合、手数料は一切かかりません。
手続きは決して難しくないので自分で手続きするのがおすすめです。

ほなみ

今回はパソコンもしくはスマホから自分でSIMロック解除をする方法について詳しく見ていきましょう。

製造番号(IMEI)をメモしておく(ドコモとソフトバンク)

ドコモとソフトバンクでは、自分でSIMロック解除をする際に製造番号(IMEI)が必要になります。
あらかじめ自分のスマホで確認してメモしておきましょう。

IMEIの確認方法
  • iPhone
    「設定」アプリを起動し、「一般」→「情報」からIMEIを確認できます。
  • Android
    端末によって多少異なりますが、「設定」アプリを起動し「端末情報」→「端末の情報」→「IMEI情報」などから確認できます。

ドコモのSIMロック解除 やり方

ドコモではパソコンから「My docomo」を利用してSIMロック解除を行います。
なお、My docomoはdアカウントがないと利用できないので、あらかじめdアカウントを作成しましょう。

My docomoでの手順は以下の通りです。

  • STEP.1
    メニューの「ドコモオンライン手続き」→「SIMロック解除」の順に選択
  • STEP.2
    機種を「Android」もしくは「iPhone/iPad」から選択
  • STEP.3
    控えておいたIMEIを入力
  • STEP.4
    あとは画面の指示に従うだけでSIMロック解除の手続きが終了

ドコモの場合はAndroidでもiPhoneでも手順は同じですし、オンライン上だけですべて解決するので非常に楽です。

auのSIMロック解除 やり方

auではパソコンおよびスマホからau公式サイトを経由して「My au」にアクセスし、SIMロック解除を行います。

auのSIMロック解除の手順は以下の通りです。

  • STEP.1
    au公式サイトの「SIMロック解除のお手続き」に アクセス
  • STEP.2
    ページ中央の「SIMロック解除のお手続き」を選択
  • STEP.3
    My auにログイン
  • STEP.4
    SIMロック解除をする端末にチェックを入れ「次へ」を選択
  • STEP.5
    解除の理由を選択し「この内容で申し込む」をタップ
    iPhoneの場合はこれでSIMロック解除が完了し、自由にSIMカードが使えます。
    androidの場合、ここで新しいSIMを挿して【STEP6】の手続きがさらに必要です。
  • STEP.6
    Android:「設定」→「端末情報」→「端末の状態」→「SIMのステータス」→「SIMロックの状態」
    の順にタップし最後に「更新」をタップすれば、androidスマホもSIMロック解除完了です。
    この更新手続きはWi-Fiに繋がないとできないので気を付けましょう。
au端末のSIMロック解除方法について、もっとくわしく紹介している記事もありますよ。auのSIMロック解除について困っている人はあわせてお読みください!

オペレーター

auのSIMロック解除方法【画像で解説】auのSIMロック解除をWEBで行う手順と方法

ソフトバンクのSIMロック解除 やり方

ソフトバンクはパソコンおよびスマホから「My SoftBank」にアクセスしてSIMロック解除を行います。

My SoftBankでの手順は以下の通りです。

  • STEP.1
    「契約確認」の中の「SIMロック解除手続き」を選択
  • STEP.2
    さきほどメモしたIMEIを入力
  • STEP.3
    「解除キーを発行」を選択

iPhoneの場合は解除キーが発行されず、この段階でSIMロックが解除されます。

Android端末の場合は他社のSIMカードを挿入して電源を入れると「SIMロック解除キー入力画面」が表示されます。
さきほどの「解除キー」を入力すればSIMロック解除が完了です。

他社のSIMカードがない場合、Android端末のSIMロックが解除できないので気を付けましょう。

正規の方法以外でSIMロック解除をする方法

ここまで各キャリアの正式なSIMロック解除について見てきましたが、実は正規の方法以外でもSIMロック解除は可能です。

iPhoneの場合はSIMカードを誤認識させる「SIMロック解除アダプタ(SIM下駄)」を使う、海外のSIMロック解除業者に頼む(ファクトリーアンロック)、脱獄して非公式アプリを使うといった方法があります。

また、Androidでもすべての権限を取得する「root化」を実行することでSIMロックを無効化できます。
これらの方法を使えば、正規だとSIMロック解除ができない端末のSIMフリー化も可能になります。

注意
ここで紹介したのはいずれも非公式で裏技的な方法です。
実行することで
  • OSアップデートができなくなる
  • 個人情報が流出する
  • スマホが故障する
といったリスクを伴いますし、メーカーの保証も受けられなくなるので、できるだけ非公式の方法を使うのは避けることをおすすめします。

SIMロック解除のQ&A

最後にSIMロック解除に関するQ&Aをまとめてみました。

SIMロック解除をしないと格安SIMが使えない?

SIMロック解除をしなくても使えます。
ただし、回線が同じ格安SIMに限られてしまいます。
SIMフリー化すれば利用できる格安SIMの幅が広がります。
SIMロック解除をしてもとくに不都合はないので、可能であればSIMロック解除をするのがおすすめです。

SIMロック解除をしたら元のキャリアの契約が消える?

SIMロック解除をしても元のキャリアの契約は消えません。
格安SIMを使うつもりでSIMロック解除をしたけどやっぱりキャリアが良い、という場合はそのまま使えばOKです。

分割払いの残りはどうなるの?

さきほどの通り、SIMロック解除をしてもキャリアの契約は消えません。
そのため、スマホを分割で購入していた場合は分割払いも引き続き発生します。

入っているデータはどうなるの?

SIMロック解除をしても入っているデータは消えません。
あくまでも「他社のSIMカードが使えない」という制限が外れるだけです。
電話番号やキャリアメールアドレスもそのままです。

LINEなどのアプリは使える?

SIMロック解除をしてもLINEなどのアプリはそのまま使えます。
アプリはスマホ本体に保存されており、SIMロック解除をしてもアプリやデータが消えることはほとんどありません。

解除したあとでも修理はできる?

SIMロック解除をしたあとでも修理を受け付けてもらえます。
ただし、他の携帯電話事業者のSIMカードを利用していて故障した際は、故障の内容によっては修理を受け付けてもらえないことがあります。
その場合は利用している携帯電話事業者に相談しましょう。

実質デメリットなし!可能であればSIMロック解除を

今回はSIMロック解除の条件や方法を紹介しました。

SIMロックがかかったままでも、大手キャリアのスマホで格安SIMを使うことは可能です。
しかし同じ回線のSIMカードしか使えないので、利用できる格安SIMが制限されます。

SIMロック解除をすれば大手キャリアのスマホもSIMフリーとなり、回線を気にすることなく自由にSIMカードを使えます。

SIMロック解除にはこれといったデメリットはありません。
格安SIMを利用する予定の人はもちろん、そうでない人も条件を満たしているのであればSIMロック解除をすることをおすすめします。